ゲオルグ・バゼリッツ(George Baselitz 1938年 - )旧東ドイツ出身の画家。アンゼルム・キーファーやフランチェスコ・クレメンテなどと共に「ニュー・ペインティングやネオ・エクスプレッショニズム (新表現主義1970年代後半〜1980年代中頃まで)」を代表する芸術家の一人でもある。東ドイツから西ドイツへと移り、そこでアメリカ抽象絵画などの新しい表現に影響を受けた。1957年から1962年に西ベルリン芸術学校で学び、1963年には同都市にて初個展を開催。その後、代表作でもある「破損絵画」(1966年)を制作。1969年には、もう一つの代表作「さかさまの絵」を制作を開始。近年は、彫刻や木版画などの作品を手掛ける。抽象絵画の系譜から”モチーフ”や描かれる”モノ”への新しい思考を発見し、同時に西洋絵画の歴史的な技法を踏まえながら、新しい絵画を制作した。
本書は、1982年にロンドンのWaddington Galleriesにて行われた展覧会図録になります。掲載の全ての作品が1982年に制作されたものになります。カラーにて、油絵8点と19ページ分の15点のドローイングが掲載されています。
マスタード色の布張りの装丁の綺麗な展覧会図録です。
出版社: Waddington Galleries
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 23ページ
サイズ: 28.6 x 20.7 cm
状態: USED ※裏表紙にスレ有