リチャード・タトル【Making Silver】

リチャード・タトル(Ricahrd Dean Tuttle 1941年 - )アメリカニュージャージ州出身の芸樹家。同国を代表するポストミニマリストの芸術家の一人として知られている。作品は、彫刻、絵画、ドローイング、版画、インスタレーション、アーティストブックなど様々なメディアで展開。1959年から1963年まで、コネチカット州ハートフォードのTrinity Collegeにて、芸術、哲学、文学を学び、学士号を取得後、ニューヨークへ移住。Betty Parsons Galleryで働き、翌年1965年に同ギャラリーにて初展覧会を開催。しかし、急速にヨーロッパでの評価が高まる中、アメリカでの評価を得るのには時間を用した。
2009年のグッゲンハイム美術館での展示では、ミニマリズムとアジアの芸術や禅哲学についてのドローイングを制作した。

本書は、2012年のノルウェーのベルゲン・クンストハレにて展示された『Slide』と題するインスタレーション作品の、広範囲に及ぶインスタレーションの写真と新しいテキストによるドキュメントになります。
リング綴じのノートブックが、それ自身が彫刻的な物体として側面を強調するかのように、手前に突き出した形で壁に設置された121点のドローイング作品と、屋内だけでなく野外にも設置された5点の鉄パイプによる彫刻作品が収められています。
また、ノートブックに描かれた全ドローイングを収めた小冊子が『book within a book』の形態で収められており、作品同様タトルのユニークなアイデアが散りばめられた書籍デザインとなっています。


出版社:  Bergen Kunsthall
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 88ページ
サイズ:  26 × 19.2 cm
状態:   新刊

販売価格

5,650円(内税)

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