リー・フリードランダー【A Second Look The Nude】

リー・フリードランダー(Lee Friedlander 1934年 - )アメリカ合衆国出身の写真家。1960年代から35mmカメラを使用した白黒写真による作品を制作。1966年に企画された「コンテンポラリー・フォトグラファーズ展」(ジョージ・イーストマン・ハウス写真美術館)をきっかけに『ソーシャル・ランドスケープ』というドキュメンタリー・フォトの新しい流れを創り出す。そこには、ウォーカー・エバンズやロバート・フランクら以降のアメリカの新しいドキュメンタリー・フォトのスタイルがあった。アートに近いスナップ・フォトという形を創り出したと言える。一枚の写真に強く刻みこまれたメッセージ性の高い被写体はそこにはないが、彼の写真はいつも明瞭なテーマを伝えている。彼のテーマによって撮られ集められた写真は、繊細な表現を含みながら写真の可能性を十分に伝えものとなっている。


本書は、2013年に新たに刊行されたリー・フリードランダーの写真集「Nude」です。1970年代、大学の同僚が生徒の為にヌードモデルを迎えたのを機に、フリードランダーは自身の家でモデルを撮影することにします。自宅だからこそ成し得えた独創的なモデルの角度やポーズ、全体のフレーミングはフリードランダーのユニークな捉え方にあります。1991年にジョナサン・ケープより出版された「Madonna」は彼のよく知られた作品の一つでもありますが、本書ではさらに掲載作品を増やし、豪華なものとなっています。リーフリードランダーの1970年代から1991年に制作した白黒写真がご覧いただけます。


出版社:  DAP
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 168ページ
サイズ:  25.4 x 26 cm
状態:   新刊
その他:  2013年刊行版

販売価格

3,500円(内税)

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