アンリ・マティス【The Chapel at Vence】

アンリ・マティス(Henri Matisse 1869 - 1954年)フランス・ノール出身。フランスを代表する画家であり、20世紀を代表する芸術家。1981年にパリのAcademie Julian にて絵画を学び、その後ギュスターヴ・モローに個人指導を受けた。ゴッホやゴーギャンなど後期印象派からの影響も受け、自由な色彩表現を追求する。フォービズム(野獣派)と呼ばれた頃は、この時期である。やがて、線の単純化、色彩の純化に至り、切り絵作品などを制作する。晩年に手掛けた南仏の修道院の内装・上祭服のデザインは、マティス芸術の集大成とも言われています。


20世紀で最も重要な宗教建造物の一つと考えられている南仏の修道院のチャペル「ロザリオ礼拝堂」は、マティスの最高傑作の一つとも言われています。マティスは、この礼拝堂の構想に約4年を捧げました。20世紀の偉大な傑作の一つとしても知られるこのマティスの後期にあたる作品は、地中海の色合いを模した鮮やかなステンドグラス、司祭の服や祭壇までもがマティス自身による設計です。1日を通して、建物の中に降り注ぐ光の劇的な変化を捉えた写真や司祭服、1930年から1954年までの図版を添えた年表が掲載されており、カラー図版200点でロザリオ礼拝堂をまとめた一冊です。

出版社:  Royal Academy of Arts
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 224ページ
サイズ:  33 x 28.4 cm
状態:   新品
その他: カラー図版200点
刊行年:  2017年
ISBN:   9781907533600

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