ヨーゼフ・ボイス&マルセル・デュシャン【Beuys & Duchamp】
ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys 1921年 - 1986年)旧西ドイツ出身の芸術家。独自の理論に基づく彫刻、インスタレーション、ドローイングなどの作品を制作、1960年代に現代アート・グループである『フルクサス』と接触してからは、アクションと呼ばれるパフォーマンス作品を数多く発表した。70年代以降は、アンディ・ウォーホルと並ぶ現代アート界のスーパースターとして注目されただけでなく、「社会彫刻」という概念のもと、「国際自由大学」の設立、「緑の党」への関与などアートの領域を社会活動にまで広げ、その活動は常に賛否両論を巻き起こした。また、デュッセルドルフ芸術アカデミーのボイスの教室からは、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーなど、後のドイツ美術を代表するアーティストが生まれた他、現在のアーティストにも多大な影響を与えている。 弊店の【Specials:Joseph Beuys/ヨーゼフ・ボイス】でもご紹介しております。 マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp 1887 - 1968年)フランス・ノルマンディ地方出身の芸術家。20世紀美術に最も影響を与えた人物の一人。兄の影響から、絵画を学び画家としてスタートしますが、1912年で絵画を放棄。その後未完の大作「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」大ガラスを制作。1913年には、大量生産された既成品を用いたオブジェを制作。これらを「レディ・メイド」と呼んだ。大量生産品を用いることで職人的な美術作品の一点ものという概念を否定し、「美とは何か」という美術における最大の問題に触れた。この概念は、ポップアートや廃物芸術、ジャンクアート、アッサンブラージュなど後の様々な美術の領域に影響を与えた。ピカビアとの関係によりダダ、ブルトンとの関わりにおいてシュルレアリズムの両者の美術運動への関わりによりダダイスト・シュルレアリストとも言われる。また、30代後半より、制作を引退(死後、作品が見つかっているので不確か)。この「沈黙」について、ヨゼフ・ボイスは「デュシャンの沈黙は過大評価されている」と言った。チェス好きとしても有名で、その腕前はセミプロレベルだったと言われている。2004年には、ここ日本でも大阪国立国際美術館の開館記念展にて「デュシャン展」が開催されています。 本書は、ヨーゼフ・ボイスとマルセル・デュシャンという二人の前衛的な先見者の重複と論争からこれからの可能性を調査し、さらに多層的な関係の深遠な調査した最初の一冊です。 ボイスは、会話やインタビューの中で他のどの芸術家たちよりもデュシャンについて言及し、そして誰よりもデュシャン作品と思考に挑戦しました。「デュシャンの沈黙は過大評価されている」という発言は、その証拠の一つでもあり、ボイスが、拡張芸術の政治的て社会的な側面に焦点を移そうとした行動です。書籍では、約300点の図版を約400ページにまとめ二人の芸術家の軌跡を紹介。 出版社: Hatje Cantz タイプ: ハードカバー 言語: 英語 ページ数: 392ページ サイズ: 28 x 22 cm 状態: 新刊 その他: 図版300点
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