ダナ・シュッツ(Dana Schutz 1976年 - )アメリカ合衆国・ミシガン州出身の芸術家。具象と抽象を組み合わせ、主観的な経験を複雑で視覚的な物語を構築した、独創的な絵画で知られている。人物を描くことが多く、それらは謎めいており、現代生活の複雑さ、緊張、曖昧さから浮き彫りになる感情や心理状態を表現している。The Cleveland Institute of Artにて学士号を、Colombia University, New Yorkにて修士号を取得。2023年には、デンマークのThe Louisiana Museum of Modern Artにて大規模な個展を開催。世界中の主要な美術館にて展覧会を開催している。現在は、N.Yを拠点に活動を行なっている。
ダナ・シュッツは、2021年に一連の絵画「The Gardener」(庭師)を描き、その年の暮れにベルリンのCFAで展示しました。
2017年のホイットニー・ビエンナーレで波紋を呼び、抗議運動を引き起こした絵画「Open Casket」と作品を掲載した小冊子「Wating for the Barbarians」(絶版)の刊行後に、新たな作品を発表しました。
強い黒い輪郭線を使用し、彼女の表現を力強くしています。2016年からの作品では、衝撃的な事柄と無菌的な形式の組み合わせ、悲惨的な状況ながら、奇妙で親しみやすく鮮やかな太陽のような色調のパレットを使用していましたが、今回の作品は、厳しく脅威的に見えます。
本書では、2021年の新しい絵画と一連の彫刻作品をご紹介しています。また、書籍には、ダナ・ザヤによるテキストも収録されています。
以下、テキストより -
[In Schutz’s pictorial cosmos, there is something dark at the heart of the most mundane activities, in part because every form of work seems to be a defiant act against the desolate world. Adaptation and resistance tend to go hand in hand here.]
出版社: Snoeck
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
ページ数: 32ページ
サイズ: 28 x 20 cm
状態: 新品
その他: 図版30点
刊行年: 2022年
ISBN: 9783864423840