ジャン・デュビュッフェ【Metamorphoses of Landscape】

ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901年 - 1985年)フランスのル・アーヴル出身、20世紀のフランスを代表する画家・彫刻家です。1918年には、パリへと移りAcademie Julianにて絵画を学びますが、6ヶ月の後に退学、イタリアやブラジルを旅した後に故郷:ル・アーヴルに戻ります。その後、パリにて小さなワインビジネスを始め生計を立てていました。再び絵画を始めたのは1934年になってからです。1940年代になると勢力的にアートに取り組み、1946年にはパリのルネ・ドゥルーアン画廊にて新しい表現を用いた個展を開きます。ここでも展示された厚塗りのこどもの落書きのような激しい抽象絵画は、「アンフォルメル」と呼ばれ、デュビュッフェはその先駆者の一人と見なされています。また、「アール・ブリュット」を”生の芸術”と呼び賞賛し、それらの作品を収集、1976年にスイス・ローザンヌにアール・ブリュット・コレクションが開館されました。

本書は、2016年1月31日から8月4日まで、スイス・バーゼルのFondation Beyelerにて開催の展覧会の際に、同時刊行された書籍になります。ジャン・デュビュッフェは、フランスの伝統的な絵画様式から自身を開放し、新しい表現への改革に成功した一人です。現在でも、現代美術やポップアート、例えばデイビッド・ホックニーやジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリングなどにデュビュッフェの影響を見ることができます。
この書籍では、144点の大きな図版にて絵画や彫刻作品をご紹介しています。砂、蝶の羽、スポンジなどの新しい素材で作られた美しい作品をご覧いただけます。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 228ページ
サイズ:  27.5 x 22.2 cm
状態:   新刊
その他:  図版144点
刊行年:  2016年
ISBN:  9783775740999

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5,940円(内税)

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