ゴードン・マッタ=クラーク【The Begining of Trees and the End 】

ゴードン・マッタ=クラーク(Gordon Matta - Clark 1943 - 1978年)アメリカ・ニューヨーク出身の芸術家。サイトスペシフィックな作品を制作、また参加型のフードアートの先駆者でもある。
作品は、その形態から現存するものが少なく、ほとんどが映像や写真での記録でしか見ることができない。取り壊し前の建造物を切断した「ビルディング・カット」が特に知られている。
1962年から1968年にCornell Universityにて建築を専攻、その間、1年ほどパリのソルボンヌにてフランス文学を学ぶ。その後、建築は参照として使用され、サイトスペシフィックな彫刻や参加型のプロジェクトの作品を制作し始めた。35歳でこの世を去る。

本書は、2015年9月9日から10月24日にアメリカ・ニューヨークのDavid Zwirner Galleryにて開催された展覧会に際して刊行された書籍になります。(初版刊行は、展覧会終了後の2016年5月)
この展示及び本書では、製図者としてのクラークの1970年代前半のドローイング:Cut Drawings、Energy Rooms、Energy Trees、(そしてカリグラフィ)や本人のノートにスポットが当てられました。書籍にてこれらの作品が紹介されたのは本書が初めてとなります。「Cut Drawings」は、平面的彫刻作品としても知られていますが、”カリグラフィー”ドローイングにも、インデペンデントな形態を見ることができます。それらは、彼の行ったパフォーマンスに通づるものでもあります。本書内では、101点の図版でこれらの作品を紹介、サラ・ジーとJessamyn Fioreによるクラークについての対談、Jessamyn Fioreのエッセイも収録されています。

出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 184ページ
サイズ:  23.5 x 31.2 cm
状態:   新刊
その他:  図版101点

販売価格

5,100円(内税)

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