ゴードン・マッタ=クラーク【The Begining of Trees and the End 】

ゴードン・マッタ=クラーク(Gordon Matta - Clark 1943 - 1978年)アメリカ・ニューヨーク出身のアーティストです。20世紀後半、建築界から現代美術のシーンに移り注目を集めました。35歳という若さでこの世を去りますが、クラークの活動・作品は、1960年後半から70年代のニューヨークとその場所を取り巻くアメリカ社会に強く根ざしたもので、過去十数年に渡り非常に大きな影響を与えました。最も知られた作品は、建築形態を一度通ったオブジェクトが、光と空気を纏うことで彫刻作品へと変化する家をチェーンソーで2つ切り分けた作品です。
クラークの作品は、その形態からも現存するものが少なくそのほとんどが、映像や写真での記録となっています。

本書は、2015年9月9日から10月24日にアメリカ・ニューヨークのDavid Zwirner Galleryにて開催された展覧会に際して刊行された書籍になります。(初版刊行は、展覧会終了後の2016年5月)
この展示及び本書では、製図者としてのクラークの1970年代前半のドローイング:Cut Drawings、Energy Rooms、Energy Trees、(そしてカリグラフィ)や本人のノートにスポットが当てられました。書籍にてこれらの作品が紹介されたのは本書が初めてとなります。「Cut Drawings」は、平面的彫刻作品としても知られていますが、”カリグラフィー”ドローイングにも、インデペンデントな形態を見ることができます。それらは、彼の行ったパフォーマンスに通づるものでもあります。本書内では、101点の図版でこれらの作品を紹介、サラ・ジーとJessamyn Fioreによるクラークについての対談、Jessamyn Fioreのエッセイも収録されています。

出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 184ページ
サイズ:  23.5 x 31.2 cm
状態:   新刊
その他:  図版101点

販売価格

5,100円(内税)

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