ゲオルグ・バゼリッツ(George Baselitz 1938年 - )旧東ドイツ出身の画家。アンゼルム・キーファーやフランチェスコ・クレメンテなどと共に「ニュー・ペインティングやネオ・エクスプレッショニズム (新表現主義1970年代後半〜1980年代中頃まで)」を代表する芸術家の一人でもある。東ドイツから西ドイツへと移り、そこでアメリカ抽象絵画などの新しい表現に影響を受けた。1957年から1962年に西ベルリン芸術学校で学び、1963年には同都市にて初個展を開催。その後、代表作でもある「破損絵画」(1966年)を制作。1969年には、もう一つの代表作「さかさまの絵」を制作を開始。近年は、彫刻や木版画などの作品を手掛ける。抽象絵画の系譜から”モチーフ”や描かれる”モノ”への新しい思考を発見し、同時に西洋絵画の歴史的な技法を踏まえながら、新しい絵画を制作した。
本書は、2007年5月3日から6月9日まで、アメリカ・ニューヨークのDavid Nolan Galleryにて開催の展覧会時に同時刊行された書籍になります。2006年に制作された水彩画20点が展示され、本書籍内にも1ページ毎に1点にて掲載されています。
また、Klaus Kertessによるエッセイ”re Baselitz”が、初期作品数点とともに収録されています。
出版社: David Nolan Gallery
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 59ページ
サイズ: 30.2 x 25.9 cm
状態: 新刊