ジョセフ・スデク【The Legacy of a Deeper Vision】

ジョセフ・スデク(Josef Sudek 1896年 - 1976年)チェコ・ボヘミア州出身の写真家です。”プラハの詩人”とも称される20世紀を代表する写真家の一人でもあります。
製本屋で働いていましたが、第一次世界大戦中に徴兵され、1916年に右腕を負傷し後に右腕を切断するに至りました。
その後、カメラを手にし同じチェコの写真家:Jaromir Funkeの元で約2年のあいだ写真を学びました。1920年代には美しいピクトリアリスム写真を撮影、1930年代にはコマーシャル・フォトなども手がけ、モダニズム的写真家とも呼ばれますが、彼の個人的な作品は新ロマン主義と言われています。第二次世界大戦中には、プラハや故郷ボヘミアや自宅の庭を窓越しに写した作品を制作。海外では、1974年にアメリカ・ニューヨークのGeorge Eastman Museumより紹介をされました。生涯で16冊の写真集を出版し、今なお多くの人を魅了している写真家です。

本書は、2012年に刊行された”プラハの詩人”と称されるスデクの約60年ものキャリアを段階的に紹介し、彼の探求した美しい光の写真を豊富な図版で御覧いただける一冊です。また、キュレーター:Maia - Mari Sutnikや写真歴史学者:Antonin Dufek、アートエディター:Richard Rhodes、写真家:Geoffrey Jamesらによるエッセイや、スデクの専門研究家であるAnna Farovaによる図版入りの年表も掲載された豪華な一冊となっています。

出版社:  Hirmer
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 287ページ
サイズ:  31 x 26.2 cm
状態:   新刊
その他:  図版175点

販売価格

6,700円(内税)

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