マリーナ・アブラモヴィッチ【The Cleaner】

マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović, 1946 - )、ユーゴスラビア(現在のセルビア)出身のパフォーマンスアーティスト。
ベオグラードと、クロアチアのザグレブの美術学校で学び、大学で講師として働いた後、70年代の始め頃より、ユーゴスラビアの社会・政治問題を提起するパフォーマンス作品を発表。以降、自らの身体を危険にさらす実験的なパフォーマンス作品の制作を続け、1976年にアムステルアムに移った後、西ドイツのパフォーマンスアーティストのウーライと出会い、長きにわたってコラボレーションを行う。2005年にはニューヨークのグッゲンハイム美術館で、7夜に渡るパフォーマンス作品『Seven Easy Pieces』を発表、2008年には横浜トリエンナーレにも招待されている。以降も、精力的に作品制作を続けているアーティスト。

本書は、ヨーロッパで初となる大規模な回顧展に合わせて刊行された、フィルム、写真、絵画、ドローイング、オブジェ、インスタレーションなど、あまり知られていない最初期の60年代の作品から近年に至るアブラモヴィッチの表現活動を総観する一冊になります。
パフォーマンスとビジュルアートの間を横断し、喪失、記憶、痛み、忍耐、信頼など、我々の存在の根本的な問題を痛烈に問いかける、彼女のアートワークの数々を、年代順に豊富な図版資料によってご覧頂けるドキュメントとなっています。また、批評家によるエッセイ、アーティストによるマニフェストを収録。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 280ページ
サイズ:  28 x 22 cm
状態:   新刊
その他;  図版125点

販売価格

6,500円(内税)

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