ハワード・ホジキン【The Thinking Painter of Embodied Memories】

 ハワード・ホジキン(Howard Hodgkin, 1932 - 2017)画家、版画家。静物画家のエリオット・ホジキンの甥としても知られています。
 ロンドンに生まれ、現在もロンドンに住み制作を続けています。ロンドンのCamberwell School of Artと、Bath Academy of Art, Corshamにてアートを学びます。1962年ロンドンにて初個展。初期の作品は、曲線による大胆な形態と人物をモチーフとし、限定された色彩を特徴としています。その後1970年ごろから、本能的で鮮やかな色彩と大胆で構成的な作風へと変化していきます。1980年にロンドンのヘイワードギャラリーのヘイワード・アニュアルに参加。1984年には、イギリス代表としてヴェネツィア・ビエンナーレに出品、1985年にはターナー賞を受賞しています。1995年に、ヴェネツィアの同じ景色の4つの異なる時間を表現した版画シリーズを制作。2006年にはロンドンのテート・ブリテンにて大規模な回顧展を開催しています。

 本書は、ホジキンの最初期から2010年までの代表的をまとめた一冊になります。1940年代から50年代に描かれた具象的作品から、60年代の抽象的作品を経て、80年以降のより自由で大胆な色彩と筆遣いによる作品に至る、その歩みと方法論を紹介するテキストと共に収録しています。


出版社:  Skira
タイプ:  ハードカバー(クロス貼、スリップケース入)
言語:   英語
ページ数: 80ページ
サイズ:  28.6 x 24 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版53点

販売価格

5,500円(内税)

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