ハンネローレ・ヴァン・ダイク【The Lasting One, That Didn't Last, That Still Lasts】

ハンネローレ・ヴァン・ダイク(Hannelore Van Dijck, 1986 - )は、木炭を使用し、壁面(時として床や天井)いっぱいに、木目やタイル、布などの表面の繊細な模様を描いたドローイング作品で知られる、ベルギー出身のアーティストです。
2015年よりベルギー各地でグループ展に参加し、2018年にアントワープにて初となる個展を開催しています。
木炭を手にした彼女は、自身のリズムを発見し、数日間夜遅くまで描き続けます。一見抽象的に見える作品は、繊細な細部を克明に描き込んだ超具象的な作品となっており、小さな描き跡や汚れ、木目に似た線、円形や幾何学的なモチーフは、自然な形で偶然の産物として作品に加わります。

本書は、2018年にベルギーのBe-Partにて開催の、初個展となる展覧会を機に刊行された、彼女の最新の作品をまとめた一冊となります。職人技とも言える集中力で描かれたドローイング・インスタレーション作品を展示風景や制作風景と共に紹介する他、Michael Newman、Laura Stamps、Christophe Van Gerreweyによるテキストを収録し、彼女のユニークな空間認識を共有する作品集となっています。


出版社:  Art Paper Editions
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  30 x 23 cm
状態:   新刊

販売価格

5,800円(内税)

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