フィリップ・ターフェ(Philip Taaffe 1955年 - )アメリカ合衆国・ニュージャージ出身の芸術家。バーネット・ニューマンやブリジット・ライリーなどの作品を引用し、再解釈として絵画作品を制作。
ボードリヤールのハイパー・リアリティやシュミラークルなどを参照したネオ・ジオメトリック・コンセプチュアリズム的な作品を制作。ニューヨークのCooper Unionで学び、1982年に初個展を開催しています。1988年から1991年には、ネパールに滞在、南米・インド・中東を訪れており、色彩に影響を受ける。作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やフィラデルフィア美術館、ホイットニー美術館などに収蔵されている。現在は、コネチカットを拠点に活動を行う。
本書は、2011年3月23日から6月12日までアイルランド・ダブリンのIrish Museum of Modern Artにて開催の展覧会を機に刊行された書籍になります。2001年から2009年までに制作されたパターンを使用した抽象画が展示され、本書にも掲載されています。特に南米、インド、中東を訪れた際に遭遇した習慣や時代を象徴するエンブレムなどが並置されています。Colm Mundifeature、Enrique Juncosaによるエッセイ、ターフェとDavid Brodyのインタビューも収録。
出版社: Irish Museum of Modern Art
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
ページ数: 126ページ
サイズ: 33.8 x 28.1 cm
状態: 新品
その他: カラー図版60点