ハンス・ハーケ【Viewing Matters】

ハンス・ハーケ(Hans Haacke 1936年 - )ドイツ・ケルン出身のコンセプチュアルアーティストです。現在、アメリカ・ニューヨーク在住。カッセルの美術学校で学んだ後、61年にアメリカに移ります。初期の作品は物理的作用を観察・提示する作品、自然現象を知覚化したものでした。良く知られた作品の一つ”Condensation Cube, 1963-1965”:正立方体のガラスのキューブに水を閉じ込めた作品はこの頃に作られています。その後、政治色の濃い作品を手がけるようになります。このことで、美術館での展示を余儀なく取り止められるなどの圧力なども受けますが、1993年にはナムジュン・パイクと共にヴェネチア・ビエンナーレのドイツ館代表を努め、金獅子賞を獲得しています。

本書は、1999年にオランダ・ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館にてハーケがキュレーションを行なった、代表作となる展示『Viewing Matters』をまとめた書籍となります。
アートの制作、資金調達、展示、コレクションにおける、社会的、政治的、経済的側面をテーマとして活動を行ってきたハーケ。本展示は、数百点の芸術作品による複雑なインスタレーション、ミュージアムストアの仕入れ・販売、美術館の前任ディレクターについてなど、商業とハイアートの間の隠された関係に焦点を当てたものとなっています。
発表より年月の経つ作品ですが、見過ごされがちな、現代における展覧会と社会・経済的な役割の特有のあり方を鋭く見つめる、今尚見直されるべき一冊となっています。


出版社:  Richter Verlag
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 200ページ
サイズ:  29.2 x 23 cm
状態:   新刊

販売価格

5,800円(内税)

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