パウル・クレー【The Abstract Dimension】

パウル・クレー (Paul Klee 1879 - 1940年)スイス出身の画家です。音楽一家に生まれながら、幼少期より美術や文学にも感心があり、後に絵画の道を選びました。1898年にミュンヘンの美術学校に入学しますが、その絵画スタイルは合わず1901年から翌年までイタリア旅行し、多くのルネッサンスやバロックの絵画・建築を学びました。
初期は銅版画家として制作をスタートさせたクレーですが、1914年チュニジアでの旅の中で色彩の魅力に目覚める経験をします。1920年以降にはバウハウスにて絵画教育にも力を注ぎます。生涯で約9600点以上の作品を制作し、また理論化としての顔も持っており、絵画を「記号による言語」とする絵画理論も展開しています。
晩年、ナチス占領下のドイツを離れスイスに亡命したクレーですが、皮膚硬化症という難病に侵されます。その後、手の自由が制限されながらも意欲的に作品を生み出します。天使の線画や色彩を用いた太い線画を多く残しています。

本書は、2017年10月1日から2018年1月21日まで、スイス・バーゼルのFoundation Beyelerにて開催された展覧会を機に刊行された書籍です。クレーは、その生涯で約10000点もの作品を制作し、その作品らは、近代的な抽象表現の先駆者であり、そして今日も多くの人々を魅了し続けています。この書籍では、1913年から約100点の作品を掲載。作品は、4つのテーマ「自然」「建築」「音楽」「サイン」に分類され、それぞれの章の始まりには、4つのエッセイが収録されています。
(「自然」Fabienne Eggelhofer、「建築」Peter zumthor、「音楽」Teodor Currentzis、「サイン」Jenny Holzer)。また、クレーの半抽象と完全な抽象との間でどのように揺らいでいるのかを検証する内容となっています。

出版社:  Hate Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 236ページ
サイズ:  31 x 25 cm
状態:   新刊
その他:  図版161点 

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