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スーパーフレックス【We Are All in the Same Boat】

スーパーフレックス（Superflex）は、ヤコブ・フェンガー（b. 1968）、ビョーンスターネ・クリスチャンセン（b. 1969）、ラスムス・ニールセン（b. 1969）によって1993年に設立されたデンマークのアーティストグループ。経済危機、汚職、移民、地球温暖化の行く末など現代的なテーマに、政治、経済、環境的な行動責任の問題を投げかける、ユーモラスで遊び心溢れる反体制的なインスタレーションやフィルム作品で知られます。彼らはその実践を、社会的、経済的文脈における影響と変化のための『ツール』を提供することだと語り、彼らのプロジェクトでは、しばしば特定の地域の状況に根ざし、鑑賞者の参加を促します。

本書は、スーパーフレックスのアメリカの主要美術館で初めてとなる、2018年の11月から2019年の4月にかけて、マイアミのMuseum of Art and Design (MOAD) で開催の展覧会に合わせて刊行された一冊になります。スケッチや書籍、カタログ、オンライン資料、写真、ノートなど、1993年から今日までのアーカイブに加え、マイアミなどの過去、現在、未来に関する、気候変動や移民などの差し迫った最先端の問題を扱ったビデオ、彫刻、インスタレーション作品がポケットサイズの書籍にまとめられています。また、展覧会のキュレーターやディレクターによる紹介、批評家によるエッセイのほか、SF作家のMark von Schlegellによるテキストを収録。
2017年テート・モダンのタービンホールでの展示など、現在世界中で精力的に活動を行う彼らのアートワークを、豊富な資料と共に追う一冊となっています。


出版社：　　Hatje Cantz
タイプ：　 ペーパーバック
言語：　　　英語
ページ数：　192ページ
サイズ：　　17 x 12.2 cm
状態：　　　新刊
図版：　　　72点

販売価格

5,300円(内税)
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