ヘルナン・バス【A Brief Intermission】

ヘルナン・バス(Hernan Bas, 1978 - )アメリカ・フロリダ州のマイアミ出身、現在はミシガン州のデトロイトを拠点に、絵画や写真作品を制作するアーティスト。幼少から絵を描き始め、マイアミの美術大学を卒業後、画家として活動を始めます。2004年にニューヨークのホイットニー美術館のホイットニービエンナーレに出品、以降も欧米の主要美術館での展示を行い、日本でも2018年にギャラリーペロタン東京にて個展が開催されています。
彼の作品は、象徴主義や19世紀後半の退廃的アート・文学に深い影響を受けた、繊細で装飾的なスタイルの人物を特徴としており、ダンディズム、冒険の物語、ロマンス、ミステリー、おとぎ話、古典的な神話のワンシーンからインスピレーションを得た、独自の美意識を感じさせます。

本書は、2018年9月から12月にかけて、スペインのCAC Málagaで行われたバスの大規模な展覧会に合わせて刊行された作品集。2007年から最新作までを制作過程や作品の拡大写真などと共に幅広く紹介し、美術館のディレクターFernando Francesらによるエッセイと、バス自身によるテキストによって、彼独自の美意識のルーツを辿りつつ、どのように様々な古典絵画を再考し、独自の視点から再解釈を行うかの過程を紹介する一冊となっています。


出版社:  Cac Malaga
タイプ:  ハードカバー
言語:   スペイン語、英語
ページ数: 152ページ
サイズ:  31 x 24.5 cm
状態:   新品

販売価格

9,000円(内税)

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