カール・ブロスフェルト(Karl Blossfeldt 1865年 - 1932年)ドイツ・シーロ出身の植物学者、写真家、彫刻家です。新即物主義の先駆者的な写真家として、またアウグスト・ザンダーやウジェーヌ・アジェらと同様に評価されている。1929年に”Urformen der Kunst”として公開された植物と生き物のクローズアップ写真で世界的に知られています。植物を緻密に撮影した写真は客観性が非常に際立ち、また一部の作品ではシュルレアリスム的な要素を垣間見ることができる。
ブロスフェルトは、当初自身の生徒たちへの教材として、植物サンプルを収集し45倍まで拡大した写真を自身で撮影していました。写真家としての教育は受けておらず、植物写真は生徒たちに植物の構造や形を詳しく見せ、より深い理解を促す為のものでした。彼は、約6000枚の写真を撮影しました。1928年に”Art Forms in Nature”、1932年に””Art Forms in Nature, Secound Series”で発表された写真は、最終的にアートへ影響を与え、特にシュルレアリストや新しい客観性において評価されました。本書では、一ページ枚に1点、美しい写真が計70点の図版で掲載されています。
サイズも、約25cm×38cmで見ごたえあるサイズの書籍です。ギフトにもおすすめの一冊です。
ダストカバーの端に折れ跡がございますため、セール価格での販売となっております。
5,200円 → 4,680円(10%OFF)
※状態は《こちら》でご確認いただけます。
出版社: D.A.P.
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 160 ページ
サイズ: 38.1 x 25.4 cm
状態: 新品
その他: 図版70点