アレクサンダー・ガードナー【The Western Photographs 1867-1868】

アレクサンダー・ガードナー(Alexander Gardner 1821年- 1882年)スコットランド出身の写真家です。1856年にアメリカ合衆国に移住し、アメリカ南北戦争や大統領アブラハム・リンカーンについての多くの写真を残した。14歳で宝石商として働き、父とともにウェールズの社会主義運動に参加した。1850年代にこの運動に参加した組合員たちは、アメリカ合衆国のアイオワ州に移住。後にガードナーも移住を決断した。その後ニューヨークに移り、大判サイズの写真を撮り始める。(マシュー・ブレディとともに写真スタジオを運営)1963年には、自身のスタジオをオープンさせ、ポートレート写真だけでなく、屋外撮影に力を入れる。特に南北戦争やリンカーンを記録した写真は、今尚、貴重な資料として保管されている。

本書は、2014年7月25日から2015年11月1日にアメリカのThe Nelson-Atkins Museum of Artで開催された展覧会を機に刊行された書籍です。ガードナーは、1867年から1868年にかけてのアメリカ西海岸の変容を記録した並外れた二つの写真作品を記録しました。アメリカ両大陸を結ぶ鉄道は、1862年に太平洋鉄道法を受けてリンカーンが承認した一大政策であり、デンバーとカンザスシティを結ぶ太平洋西岸部とワイオミング州のインディアン部族が記録された。インディアン部族の首長や野営地、生活など、275点の図版でご覧いただける大変貴重な写真です。


出版社:  Yale University Press
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 180ページ
サイズ:  28.8 × 22.3 cm
状態:   新刊
その他:  図版275点

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5,390円(内税)

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