ルイス・ボルツ(Lewis Baltz 1945年 - 2014年)アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身。ニュー・トポグラフィクスを代表する写真家でありビジュアルアーティスト。1969年にSan Francisco Art Instituteの美術学部にてBFAを取得、Claremont Graduate Schoolにて博士を取得し、その後いくつかのスカラシップと賞を受賞している。特に人間の営為によって変化する風景をニュートラルに捉えた写真作品を制作。1980年代後半にはヨーロッパに渡り、大判のカラープリントを使用し始め、同時に書籍もいくつか刊行。1995年にはビデオ作品も制作。作品は、世界の主要な美術館に収められており、展覧会も数多く開催されている。
本書は、ルイス・ボルツの最も注目すべきシリーズ「The Prototyoe Works (1967-1976)」から「Ronde de Nuit(1992-1995)」とヨーロッパ映画(ミケランジェロ・アントニオーニ、ジャン=リュック・ゴダール、アルフレッド・ヒッチコック)の影響を初めて調査した書籍です。ボルツの独創的なシリーズである「The Prototyoe Works 」、「The Tract Houses(1969-1971)」、「Candlestick Point(1987-1989)」、「Site of Technology(1989-1991)」、「Ronde de Nuit」らの作品とアルフレッド・ヒッチコックの「Saboteur and Psycho」、ミケランジェロ・アントニオーニの「Zabriskie Point」「La Note and Red Desert」、ジャン=リュック・ゴダールの「Les Carabiniers」らの映画のスチール写真が対話形式に掲載され検証されています。大変興味深いボルツのアートワークをご覧いただける一冊。
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出版社: LE BAL/Steidl
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語、フランス語
ページ数: 120ページ
サイズ: 27.5 x 27.5 cm
状態: 新品
刊行年: 2014年
ISBN: 9783869307855