ラティフ・アニ【Latif Al Ani 】

ラティフ・アニ (Latif Al Ani 1932年 - )イラク・バクダット出身の写真家。イラク写真の父として知られ、1950年代から1970年代のイラクの生活様式を記録した。宗教上の理由により、商業写真家はほとんどいませんでしたが、19世紀後半から20世紀初頭にかけて同国バスラやモスルに幾人かの写真家や映画製作者が活動しており、1940年代後半にはイラクの主要都市に写真スタジオが急増し、1954年にJack Percivalの下で研修生となる。イラク石油会社の社内誌の編集者として勤務しており、Parcicalの教えに従い写真を撮る。1960年には、情報省(元、文化省)に写真部を設立し、カラー写真を取り入れる。外交コミュニティや国際機関に配布する雑誌を刊行。イラク社会生活と文化、産業、農業、労働者、機会、開発についての広範な事柄を文書化した。また、石油会社の航空写真を撮影した。政権がサダム・フセインへと移った後、写真を辞めたと言われている。

本書は、2016年のヴェネチアビエンナーレでのイラクパビリオンでの展示の後、2017年に刊行された書籍です。イラク写真の父として知られ、その白黒写真は、美しさと国のユニークさを視覚的に説明したような構図を用い、近代化と古代伝統の保存の両方を写した。イラクの戦下惨状を写した写真ではなく、人々の生活を捉えた貴重な写真集。


※こちらは、新古品となります。背のクロス部分に変色がございます。
状態画像←クリック頂きますとご覧いただけます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 176ページ
サイズ:  29 x 25 cm
状態:   新古品
その他:  図版113点

販売価格

3,800円(内税)

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