シルヴィア・ベッヒュリ(Silvia Baechli 1956年 - )スイス・バーデン出身の芸術家。1970年代後半よりドローイングを追求し、様々なサイズ、種類、トーンの白い紙に、インドインクや木炭、ガッシュ、パステルを使用したシンプるな作品を制作。時間を捉えた瞬間を視覚化したような映画的物語ある作品。2009年には、第53回ヴェネチアビエンナーレにスイス代表として参加。この参加を機に、世界中で展覧会を開催している。作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥセンターをはじめ世界の主要な美術館に収蔵されている。現在は、スイス・バーゼルとフランス・パリを拠点に活動している。
本書は、2019年7月12日から9月29日までドイツ・カールスルーエのStaatliche Kunsthalle Karlsruheにて開催の展覧会を機に刊行しました。2019年秋の最新の一連のドローイングと小さな彫刻作品、さらにスイスのコンセプチャルアーティストEric Hattanとの共同制作の壁のインスタレーションをご覧いただけます。この作品では、2次元の作品が、3次元である空間に同様に作用するのかを提示しました。
※本書は版元完売の為、再入荷は未定の書籍となります。
出版社: Kerber
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
ページ数: 112ページ
サイズ: 30.7 x 24.5 cm
状態: 新刊
その他: カラー図版76点、白黒図版35点