マーク・マンダース【Shadow Studies】

マーク・マンダース(Mark Manders 1968年 - )オランダ・ウーデン出身の芸術家。インスタレーション、彫刻、ドローイング、短編ビデオの作品を製作。代表作は、荒削りの粘土彫刻(人体)を使用した、人体の一部の彫刻と他素材の組み合わせにより形成される彫刻やインスタレーション作品。1988年から1992年までアーネムのThe Hogeschool voor de Kunsten(現:ArtEZ Academy of art & Design)にて学ぶ。(グラフィックデザインも学んでいる)。1988年に同都市に自身のスタジオを立ち上げる。1993年に開催されたPark Sonsbeekでの展覧会では、多くの来場者を集め注目を浴びる。2002年ドクメンタ11(カッセル)に参加。2007年から2013年まで、ベルギーのロンセに移住。2013年には”Fox/Mouse/Belt”を製作。第55回ベネチア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めた。

マンダースは、2018年にベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3国)の中堅アーティストに贈られるVan Lanschot Kempen芸術賞を受賞しました。
本書は、この表彰を受け2012年にフランス・ニームのCarré d’Artによって、フランス語で出版された書籍『Les études d’ombre』の拡張・英語版として新たに刊行されました。1986年以降、マンダースは、『建物としての自画像』という彼の概念に取り組み、様々な部屋やレベルの架空の建物に類似した作品を製作しています。しかし、それらの正確な寸法や形状は決定することはできません。その為、私たち鑑賞者の想像力を魅了し続ける”Gesamtkunstwerk”(Total Art Work)を製作し続けています。マンダースの実践を幅広く紹介する一冊です。

出版社:  Roma Publications
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  27 x 21 cm
状態:   新刊
刊行年: 2019年
ISBN:   9789492811684

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