パウル・クレー【Paul Klee 1939】

パウル・クレー (Paul Klee 1879年 - 1940年)スイス・ベルン出身。20世紀を代表する画家であり美術理論家。「青騎士」(ブラウエ・ライター)を結成。個性的なスタイルは、表現主義、キュビズム、シュルレアリスムなどに影響を受ける。色彩理論や絵画理論についても探求し、英語で出版された「Forming and Design Theory」(Schriften zur Form und Gestaktungslehre)は、現代美術にとって重要な一冊とされている。1898年から1901年にドイツ・ミュンヘンのThe Academiy of Fine Arts in Munichにて学ぶ。1901年から翌年までイタリア旅行し、過去数世紀の名画家を研究した。1903年から2005年お間には、亜鉛プレートのエッチング作品を制作。青騎士(1911年)を共に結成したワシリー・カンディンスキーとともにウハウスの絵画教育(1921年-1931年)にも携わった。その後も、The Dusseldorf Academy(1931年-1933年)でも教鞭をとる。同時に多くの作品を制作。晩年は難病に侵され、手の自由が制限されながらも意欲的に作品を生み出し、天使の線画や色彩を用いた太い線画を多く残した。

2021年6月に刊行された晩年の美しい作品を集めた作品集。
亡くなる前の年、彼は人生で最も困難な時期にいましたが、多くの作品を制作しました。そして、最も驚く革新的な作品を生み出したのです。長い病床生活、社会や政治の混乱、第二次世界大戦の勃発を背景に、クレーは若い頃のように活力と創意工夫ある制作をし続けました。ここでは、困難に呼応しながら、アーティストとして制作し続けるクレーの政治的、謹厳的、そして遊び心とユーモラスが詰まった詩的で、時代の広い現実を表現した作品をご覧いただけます。
形と素材の実験を繰り返し、休むことのない意欲を証明した作品らは、接着剤、グリース、チョーク、水彩などを使用し、視覚的な印象だけでなく、非常に触覚的で独創的な表面をもたらしました。日記とは違い、絵画は時に人生の苦痛と喜びを瞑想的に反映しています。作品のタイトルは、クレーの心境を示しています。
美術史家のDawn Adesは、この一連の作品は、当時の文脈の中でそして美術史において、極めて重要な瞬間を示すものとして考えています。クレーのこの最晩年の作品に感動したリチャード・タトルは、対話する詩のような形式で、特定の作品へ寄稿しています。アニー・アルバースやジャン・デュビュッフェ、マーク・トビーなど次の世代へも多くの影響を与え、今日でもその影響は計り知れません。


出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  27.9 x 22.2 cm
状態:   新刊
その他:  図版83点、寄稿者Ricard Tuttle

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