ワン・ビン【The Walking Eye】

ワン・ビン(王兵/Wang Bing, 1967 - )は、現在中国で活躍する最も著名な映画制作者の一人として知られる、中国の映画監督、脚本家。14歳で父親を亡くし、学校を中退して仕事を始める。その後、魯迅美術大学で写真を学び、この頃にヘーゲルの美学講義に出会い、独自の古典的感性を築く。
1999年から4年にわたって製作された、時代と共に衰退する工業地帯の鉄西区を舞台とした全三部・9時間の壮大なドキュメンタリー映画『鉄西区』で、世界的に注目を集める(マルセイユ国際ドキュメンタリー映画際でグランプリを受賞)。
その後も、鳳鳴 中国の記憶(2007年)、無言歌(2010年)、三姉妹 雲南の子(2012年)、収容病棟(2013年)、死霊魂(2018年)など、現代中国に支配的な言説に反抗し、彼独自の歴史的認識と政治的態度、深い感情的な質感を持ったドキュメンタリー言語の限界を押し広げる映像作品の製作を続けている。

フランス・パリのル・バルで開催された展覧会に合わせて刊行されたこの書籍は、中国の映画監督/脚本家ワン・ビンの8つの代表作が、700枚以上のスチル写真で紹介されています。
彼にとって、映画制作は、彼自身の時間、彼自身の国に疑問を投げかける必要性からもきています。それは、プロパガンダと検閲の間で揺れ動く公式のメディア報道に、代わるものを確立することであり、また、デジタルの民主化の可能性を活用することに留まらず、ドキュメンタリーの言語の限界を押し広げることでもあります。彼の人やモノへの注意は、長編映画に収められており、鑑賞者は、現実と真実にできるだけ近いものを間近で見ることができるのです。

《収録作品》
 ・鉄西区/West of the Tracks(2003)
 ・名前のない男/The Man with No Name(2009)
 ・三姉妹 雲南の子/Three Sisters(2012)
 ・収容病棟/Til Madness Do Us Part(2013)
 ・Trace(2014)
 ・Father and Sons(2014)
 ・ファンさん/Ta’ang(2016)
 ・15Hours(2017)


出版社:  Roma Publications
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 832ページ
サイズ:  23 x 16 cm
状態:   新刊

販売価格

8,400円(内税)

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