フィリップ・パスクア【El Lado Oscuro】

フィリップ・パスクア(Philippe Pasqua 1965年 - )フランス・グラース出身の芸術家。現在は、同国・パリを拠点に活動を行う。絵画、彫刻、ドローイングを制作、特にヌードや顔の独特なブラッシュ・ストロークの描写で知られている。独学で18歳の頃より、工業用塗料などを使用して絵を描き始めた。ルシアン・フロイドやフランシス・ベーコンから影響を受け、またバロック期の潮流を受け継ぐヴァニタスの影響も伺える。彫刻作品は、貴金属で制作された頭蓋骨や蝶などがある。第53回ヴェネチア・ビエンナーレに参加、アメリカ合衆国・ニューヨークのUNIX Galleryにて個展を開催。

本書は、2020年9月11日から11月29日まで、スペイン・マラガのCac Malagaにて開催された個展を機に刊行されました。スペインでの初個展となった本展は、1990年から近年までに制作された約30点の作品で構成されました。この書籍では、作品の特徴でもある儚さや空虚感、そして暴動的な肖像画、変形するヌードなどの代表作品を、人間の状態や社会の性質と共に解説していきます。バスクアの幻想的な作品をご覧いただける一冊。

出版社:  Cac Malaga
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、スペイン語
ページ数: 288ページ
サイズ:  24 x 19 cm
状態:   新刊
その他:  別冊子付き
刊行年:  2020年
ISBN:   9788412134858

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9,570円(内税)

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