ソフィ・カル【The Elevator Resides in 501】

ソフィ・カル(Sophie Calle 1953年 - )フランス・パリ出身の芸術家。80年代より芸術活動を始め、美術機関で教育を受けていない。7年間の放浪の旅からパリに戻った後、見知らぬ人を尾行したり28人の友人や赤の他人に自身のベッドで8時間寝てもらい撮影をするという作品を制作。自身の感情や記憶を扱った作品やプライベートな感情や行為を視覚化する作品などがある。それらの作品はフィクションなのかノンフィクションなのかも分からないまま、鑑賞者は追体験し様々なことを感じる。また、作品形態は写真とテキストという組み合わせが多く、それらの展示の際の構成は、鑑賞者を彼女の世界に導く。また、彼女の書籍は、アーティストブックのように凝った作りとなっており、どの書籍もサイズ・表紙・紙・配列・印刷に至るまで、本を開くだけで、作品を見るように手に取ることができる。

本書は、ソフィ・カルの調査ノートのような作品「The Elevator Resides in 501」をまとめた一冊です。
1978年から1981年にかけて、カルは、当時放棄されていたHotel du Palais d’Orsayを秘密裏に探索していました。彼女は、501号室を自宅として選び、廃墟となったホテルを何も決めずに5年間撮影したのです。その時、顧客受付カード、古い電話、日記、”Oddo”宛などのメッセージなどいくつかのアイテムも拾いました。
40年という年月を経て、501号室は姿を消し、代わりにエレベーターが設置されていました。オルセー美術館の学芸員Donatian Grauの招待で、ロックダウン中に懐中電灯を持って再びその場所を探索し、The Palais d’Orsayの亡霊を追いかけました。この作品は、撮影された写真、手紙、請求書、その他の日常品をアーカイブし、忘れ去れた過去を生き返らせます。カルは、この作品のためにフィクションとノンフィクションを組み合わせた一連のテキストも書くため、考古学者であるJean-Paul Demouleからの協力も得ました。

出版社:  Actes Sud
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  27 x 22 cm
ページ数: 392ページ
状態:   新品
その他:  図版150点
刊行年:  2022年
ISBN:   9782330159481

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