ジャン=ミシェル・バスキア【Art and Objecthood】
ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat 1960年 - 1988年)アメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン出身の芸術家。社会的・政治的な構造の解説として、単語、記号、詩、などを使用したドローイング、ペインティングを制作。1970年代後半、ラップやパンク、ストリートアートなどが融合しヒップホップカルチャーが生まれ始めた頃、SAMOというデュオグループで活動を開始。マンハッタンの地下で、センセーショナルなグラフィティを描き注目を浴びる。その後は、多くの文化人やギャラリストなどに支援を受け展覧会を開催、1980年代までには国際的に展示。アンディ・ウォーホルと共作も行っている。 本書は、2022年4月11日から6月11日までアメリカ・ニューヨークのNahmad Contemporary, New Yorkにて開催の展覧会を機に刊行された書籍です。 この書籍では、バスキア作品の型にはまらない素材の役割に焦点を当てています。彼の創作への熱意は、椅子から冷蔵庫に至るまで、とどまるところを知りませんでした。身の回りのあらゆるもの、捨てられた窓やドア、鏡、木の板、地下鉄のタイルなど路上にあったものなど、さまざまなものに絵を描いたりしました。 アートと生活を織り交ぜたようなこの3次元の作品は、1980年代のニューヨークの文化的背景に不可欠なものであり、バスキアを取り巻く現実とその関わりを変換した象徴的なものでもあります。 さらにこの書籍では、バスキアの主要な研究者と美術史家による新しい研究を最初に掲載したものであり、アメリカにおける社会的不平等、政治的境界、人種の問題という問題についても並行してその役割についても触れています。 出版社: Hatje Cantz タイプ: ハードカバー 言語: 英語 サイズ: 30 x 30 cm ページ数: 288ページ 図版: 100点 状態: 新品 刊行年: 2022年 ISBN: 9783775753319
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