メル・ボックナー(Mel Bochner 1940年 - )アメリカ合衆国・ピッツバーグ出身の芸術家/批評家。同国のコンセプチュアル・アートを代表する芸術家の一人でもある。1962年に、カーネギーメロン大学を卒業。その後、シカゴのノースウェスタン大学にて哲学を学ぶ。1966年には、ビジュアル・アーツ・スクール・ギャラリーにて初の展覧会を開催。この展覧会では、「必ずしも美術と目されることを意図しない、下書きとその他の紙の上の視覚的なもの」というコンセプチュアル作品を展示。(ゼロックスのコピー機を用いた)1970年代に入り、本格的に絵画作品を製作。「Language (言語)」は、最初期の作品方取り上げられているテーマの一つであり、絵画という技法で展開した。また、言語領域に関しても図形・直線、記号などを用いて様々な作品を制作してる。2012年、イギリス・ロンドンのホワイトチャペルギャラリーにて「If the colour Changes 」展を開催。現在は、ニューヨークを拠点に活動を行う。
本書は、2017年4月19日から6月24日まで、アメリカ・ニューヨークのPeter Freeman, Incにて開催された展覧会を機に刊行されました。
本書には、過去2年間で制作された作品など未発表の30点以上の絵画を掲載し、またJeremy Siglerによるエッセイが収録されています。ボックナーの生涯にわたる言語と絵画の関わりについての新しい視点のエッセイです。
出版社: Yale University Press
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
サイズ: 30.5 x 24 cm
状態: 新品
ページ数: 96ページ
その他: カラー図版43点
刊行年: 2017年
ISBN: 9780300230352