シルヴィア・ベッヒュリ【Silvia Bachli】

シルヴィア・ベッヒュリ(Silvia Bachli 1956年 - )スイス・バーデン出身の芸術家。1970年代後半よりドローイングを追求し、様々なサイズ、種類、トーンの白い紙に、インドインクや木炭、ガッシュ、パステルを使用したシンプるな作品を制作。時間を捉えた瞬間を視覚化したような映画的物語ある作品。2009年には、第53回ヴェネチアビエンナーレにスイス代表として参加。この参加を機に、世界中で展覧会を開催している。作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥセンターをはじめ世界の主要な美術館に収蔵されている。現在は、スイス・バーゼルとフランス・パリを拠点に活動している。

本書は、2023年2月26日から5月5日まで、スイス・バーデンのMuseum Langmattにて開催の展覧会を機に刊行されました。
ベッヒュリの作品は、連続性を特徴としています。40年以上にわたり形式的そして概念的にもドローイングというメディアの発展に邁進してきました。書籍には、新しい一連の大型作品のシリーズを掲載しています。静かな色調で描かれ、透過的で壊れやすい設定、そしてブラシストークが残るこの作品は、さまざまな間隔でリズムを刻む水平方向の帯状の色彩を特徴としています。また、それぞれのドローイングは、歴史的な展示スペースと相互作用を生むようにインスタレーションのように展示されています。そして、紙のうねりによる官能的な存在感も見ることができます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  31 x 21.5 cm
状態:   新品
ページ数: 56ページ
その他:  図版28点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783775754170

販売価格

5,610円(内税)

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