ルーシー・リー【The Adventure of Pottery】

ルーシー・リー(Dame Lucie Rie 1902年 - 1995年)オーストラリア・ウィーン出身、イギリスで工房を構えた陶芸家。ユニークで複雑なスリップ・グレーズの表面処理や独創的な釜の処理で、イギリスの陶芸家に影響を与えた。初期の作品では、後期の新古典主義、ユーゲント・シュティール、モダニズム、日本の影響がうかがえる。1938年にイギリスに亡命し、第二次世界大戦時には高級セラミック製のボタンを製造/販売した。1947年には、ハンス・コペルが彼女の工房に加わった。1949年、陶芸家として初の個展を開催。その後も、世界中で展示を行っている。1991年に大英帝国勲章を授与。

本書は、2023年3月4日から6月25日まで、イギリス・ケンブリッジ大学のKettle’s Yardにて開催の展覧会を機に刊行されました。20世紀の最も優れた現代陶芸家の1人、ルーシー・リーの包括的な新しい書籍です。ウィーンで生まれ学び、そして初期の成功したキャリアは、ユダヤ人迫害という戦争に中断を余儀なくされ、1938年にオーストリアを離れました。ロンドンに亡命後、新しい工房を設立し、50年以上にわたって、多くの人々を魅了し、インスピレーションを与える作品を制作し続けました。書籍では、150点を超える写真を掲載、また、Edmund de Waal、Tanya Harrod、 Helen Ritchie、Eliza Spindel、Kimberley Chandler、Nigel Woodによる新しい5つのエッセイを収録しています。

出版社:  Kettle’s Yard Gallery
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 240ページ
サイズ:  29 x 22.5 cm
状態:   新品
その他:  図版150点
刊行年:  2023年
ISBN:   9781904561767

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8,690円(内税)

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