ロン・ミュエック(ミュエク)(Ron Mueck 1958年 - )オーストラリア・メルボルン出身の芸術家。現在は、イギリスを拠点に活動を行う。ハイパーリアリズムの彫刻作品で知られている。人体の詳細な再現と熟考されたスケールで、独特な雰囲気を生み出す。
1996年より、義母ポーラ・レゴの協力を経て芸術家へと転身。その前は、テレビや映画のためのモデルや人形を制作。1997年に、小作「デッド・ダッド」(1996-7)で国際的な注目を集め、以後、世界中で展示。ここ日本では、2008年に金沢の21世紀美術館にて個展を開催。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。
本書は、2023年6月8日から11月5日まで、フランス・パリのFoundation Cartier pour L’art Contemporainで開催の展覧会を機に刊行されました。本書は、2013年に同社が刊行したものを拡張したカタログレゾネです。1996年以降に制作した彫刻作品、メモ書き、ドローイング、モデル写真など、多数の図版と未公開のテキストを掲載し、30年にわたるキャリアを包括的に紹介しています。またキュレーターJustin Paton、美術史家Robert RosenblumとRobert Storrni、哲学者Peter Sloterdijkらによるエッセイでは、彼の芸術の根底にある主要なテーマが探求されています。
出版社: Foundation Cartier pour L’art Contemporain
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
サイズ: 30 x 24 cm
ページ数: 312ページ
状態: 新品
その他: カラー図版216点
刊行年: 2023年
ISBN: 9782869251809