アンナ・カッセル【The Tale of the Rose】

アンナ・カッセル(Anna Cassel 1860年 - 1937年)スウェーデン・エレブルー出身の画家。ノールランド、スコーネ、ヴェストマンランド、ストックホルム周辺の風景を油彩またはテンペラで描いた。ヒルマ・アフ・クリントとともに「De Fem」(5人)を創設したことでも知られている。2人は、1878年に出会い、共にAcademy of Fine Arts in Stockholmにて学び、生涯の友人でもあった。スピリチュアルな運動にも傾倒し、The Edelweiss Scietyのメンバーでした。1904年には、Theosophical Lodge of Stockholのメンバーにもなる。1907年まで活動した「De Fem」では、鉛筆で自動的に絵を描くなど、精神的指導者としての芸術的な道具でもあった。それらは、宗教的な場面やシンボルなどが描かれ、手の自由な動きに応じて、抽象的なパターンも描かれた。
また、1917年に開設されたヒルマ・アフ・クリントのスタジオの資金提供も行った(この場所は、アフ・クリントの作品が保管されていた場所としても知られている)。

本書は、アンナ・カッセルの人生と作品が、幅広く紹介された一冊です。彼女の豪華で輝かしい抽象画や精神的なシンボリックな図面を掲載。また、エッセイでは、アフ・クリントとの協力関係が、これまで知られていたよりもはるかに深いものであったことが記述されています。カッセルのスピリチュアルな作品「The Saga of the Rose」が出版されたのはこの書籍が初めてです。

出版社:  Bokforlaget Stolpe
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  31.5 x 24.7 cm
状態:   新品
ページ数: 184ページ
刊行年:  2023年
ISBN:   9789189425828

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