リチャード・セラ【Richard Serra: 2022】

リチャード・セラ (Richard Serra 1938年 - )アメリカ・カリフォルニア州出身。アメリカを代表する彫刻家の一人。公共の場に突如現れる荒々しい表面を残した鉄の塊など建築的なスケールで公共彫刻作品を展開している。プロセス・アートの代表的芸術家としても知られている。
1961年から64年にイェール大学にて絵画を専攻し、ヨゼフ・アルバースに学ぶ。この頃、ロバート・ラウシェンバーグ、アド・ラインハルト、フランク・ステラに出会う。その後1年間パリに留学、1966年にイタリア・ローマにて初個展を開催。最も知られた作品は、1981年にニューヨーク・マンハッタンにて展示された巨大な鉄板を曲げた「傾いた孤」。ここ日本では、1970年に東京ビエンナーレに参加、上野公園に大きな杉の木を植えそこに鉄の輪をはめ込んだ「場の彫刻」が展示された。

本書は、2022年5月4日から7月15日まで、アメリカ合衆国・ニューヨークのDavid Zwirner Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。

“Enigmatic, arresting, audacious: Richard Serra now and forever.” —The Brooklyn Rail

書籍では、この展覧会で初めて公開された鍛造鋼の彫刻とトレードマークの絵の具技術を使用したドローイングを記録しています。セラの一連の作品は、一貫して形と物質の可能性を探求し、現在では、世界中の主要な美術館に収蔵されています。1971年以降、使用している油彩、ワックス、顔料を組み合わせた黒い絵の具のドローイングは、彼の彫刻の物理的な存在と非常に近く、強い光学的重量感を伝えています。

出版社:  David Zwirner Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  29.8 x 24.1 cm
状態:   新品
ページ数: 84ページ
その他:  図版37点
刊行年:  2023年
ISBN:   9781644231050

販売価格

10,790円(内税)

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