ガブリエル・オロスコ【Diario de Plantas】

ガブリエル・オロスコ(Gabriel Orozco, 1962年 - )メキシコ・ベラクルス州出身の芸術家。彫刻、インスタレーション、ドローイング、写真、ビデオなどの作品を制作。日用品や日常にある物の関係性や人間、そして動物、人体、昆虫を作品へ用いる。マルセル・デュシャンのレディ・メイドにも傾倒している。1981年から1984年にメキシコのThe Escuela Nacional de Artes Plasticas at the Universidad Nacional Autonamo de Mexico、1986年から1987年にはスペインのThe Circulo de Bellas Artes, Madridで学んでいる。1983年より展覧会を開催し、2000年代に入ってからは、世界の主要な美術館やアートフェアで展示を行なっている。

本書は、2021年11月9日から2022年4月20日まで、東京とアカプルコにて展示された、33冊のノートに描いた724点のドローイングをまとめたものです。
2021年11月9日、オロスコに木の葉が舞い落ちました。そして、その葉っぱをポケットに入れ、日記にスケッチしました。2022年4月20日、724枚の花びら、葉っぱ、苞、針葉など、足元に落ちている様々な植物を描きました。この書籍では、33冊のノートを実寸サイズで再現し、幾何学的な写実主義の生物図そして開花期、葉っぱを使用して表現された有機的な印象派など、彼の進化をたどります。
聖書用紙に印刷され、スリップケースに納められたこの2巻は、植物紀行((リンネによる植物百科)という18世紀のジャンルに新しい終焉をもたらしました。

出版社:  Zolo Press
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  22.3 x 16.5 cm
状態:   新品
ページ数: 1452ページ
その他:  2冊組、スリップケース入り
刊行年:  2023年
ISBN:   9798986093048

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18,590円(内税)

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