ナイジェル・ピーク(Nigel Peake 1981年 - )北アイルランド出身の芸術家。現在は、イギリスを拠点に活動。エディンバラ大学にて建築を学び、論文では英国王立建築家協会(RIBA)から銀メダルを授与された。世界各国でレクチャーやワークショップを行い、またドローイングやリトグラフなどの作品もまた世界中で展示。2011年には、Prenceton Architectural Pressよりドローイング集も刊行され、過去10年間で40冊もの書籍を手がける。2017年には東京のIDEEにて、2018年には、フランス・パリのYvon Lambertにて展覧会を開催しています。同年、エルメスの新作テーブルウエアコレクション「ウォーク イン ザ ガーデン(A WALK IN THR GARDEN)」などコラボレーションも行う。
本書は、2019年に鎌倉郊外の骨董品屋でナイジェル・ピークが出逢った一種類の箱についてのドローイング集です。
この特別なお店に名前はなかったか見えていませんでした。
室内は、テーブルと椅子と木製家具で整えられていました。そして、棚の横には箱が並んでいました。それらは木製で、塗装はされておらず、四方にリボンが巻かれていました。それらは個々に違った様相でしたが、比率は同じでした。底の部分には、リボンを通す小さな切り込みがありました。
ピークはただ、その箱を外側から眺めただけで、中身は不明のままです。このドローイング集には、その箱についてのアイデアが描かれています。隠された行為。
出版社: Fotokino
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 40ページ
サイズ: 28 x 20 cm
状態: 新刊
刊行年: 2021年
ISBN: 9782902565139