パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881年−1973年)スペイン・マラガ出身。20世紀を代表する芸術家の一人。フランスにて活動し、20世紀の初めに現代美術の大きな一つの流れであるキュビズムをジョルジュ・ブラックと共に創始。生涯で数多くの作品を残し、それらは油絵や素描のみにとどまらず、彫刻、陶器、挿絵、版画にまで及ぶ。作風は、常に変化し『青の時代』『バラ色の時代』『キュビズム時代』『新古典主義の時代』『シュルレアリスム時代』と分類される。代表作には、キュビズムの幕開けとなった作品『アヴィニョンの娘たち』や、現在はスペイン・マドリッドのソフィア王立美術館にある『ゲルニカ』などが挙げられる。
没後50周年を記念して出版されたこの書籍は、ピカソの50年に渡る実験と改革を経た、十数冊のスケッチブックを複製した書籍です。1900年から1959年までの14冊のスケッチブックをまとめています。
1986年に初めて彼のスケッチブックに焦点を当て展示したPace Galleryの「Je suis le Cahier: The Sketchbook of Picasso」に基づいて制作されました。
学芸員アドバイザーでありピカソの専門家であるマリリン・アッカリーとマイケル・レイバーンによって文脈が構成されています。また、書籍の最後にある空白のページには、読者が独自のスケッチやアイデアを描くことができます。
出版社: Pace Publishing
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 128ページ
サイズ: 26 x 21 cm
その他: カラー図版82点
状態: 新刊
刊行年: 2024年
ISBN: 9781948701648