メダルド・ロッソ【Sight Unseen and His Encounters with London】

Medardo Rosso(メダルド・ロッソ 1858 - 1928年 ) イタリア・トリノ出身の芸術家。古典的な彫刻作品とは異なり、人々の生活モデルに印象派の新しい系譜を取り入れた叙情豊かな彫刻を制作。ミラノのブレア美術院にてスタッコの古典彫像やそれらの複製を学ぶ。古典的な彫刻のみに焦点を当てた授業に疑問を持ち、1882年にはフランス・パリを訪れ、印象派の系譜を取り入れた彫刻を制作し始める。1884年には、友人らによってパリにて初展覧会を開催、アンデパンダン展にも参加(エドガー・ドガやロダンに出会う)。1885年にミラノへ戻るが、後にパリにもアトリエを所有。それ以降、フランス・パリのみならずイギリス・ロンドン、アメリカ・ニューヨークでも展覧会を開催し評価を得る。晩年は、新しい作品を作ることはなく、以前の作品を修復していたと言われている。

本書は、2017年11月27日から2018年2月10日まで、イギリス・ロンドンのGalerie Thaddaeus Ropacにて開催された展覧会を機に刊行されました。
石膏、ワックス、ブロンズで製作されたロッソの代表的な作品の他、滅多に公開されないドローイングとイギリスで初めて彼の彫刻とドローイングを撮影した彼自身の写真が展示されました。
ロンドンとロッソの関係に焦点を当てた展覧会でもありました。書籍では、約70点の図版が掲載され、この記念的な展覧会を記録しています。

出版社:  Galerie Thaddaeus Ropac
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:   27 x 20 cm
状態:   新品
ページ数: 112ページ
その他:  カラー図版34点、白黒図版45点
刊行年:  2018年
ISBN:   9780995745643

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9,350円(内税)

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