アーミン・ホフマン(Armin Hofmann 1920年 - 2020年)スイス・ヴィンタートゥール出身のデザイナー。
1950年代に、清潔感・可読性・客観性を追求したグラフィックデザインの様式である「国際タイポグラフィー様式(スイス・スタイル)」を提唱。 教育者としても知られ、イェール大学などで教鞭を執る。1965年にグラフィックデザインの分野で教科書として人気を集めた「Graphic Design Manual」を出版。
チューリッヒのKunstgewerbechule Zurichにてデザイン、その後ヴィンタートゥールにてリトグラフを学ぶ。版画家として、バーゼルのFritz Buhlerのスタジオに勤務した。
1947年には、デザインの学校のグラフィックデザインコースで教鞭を執った。教職に就きながら、数多くのポスターなどグラフィックデザインに携わった。
アーミン・ホフマンは、その作品やアプローチで、世界中の何世代にも当たるグラフィックデザイナーに影響を与えてきました。教条的な考え方から離れ、リダクションなアイデア、実用的な見方、深い責任感を特徴とする専門的な姿勢を実践しデザインの分野でその功績を讃えられてきました。
本書は、ホフマンの創作活動、専門的倫理、そして、教育に生かし実践した原則を包括的に紹介しています。作品の詳細、経歴、作品のさまざまな側面に関するオリジナルのテキストなど3つの章で構成されています。元生徒や後に活躍するグラフィックデザイナーやタイポグラファーとなった、Kenneth Hiebert, Philip Burton, April Greiman, Mahendra Patel, Hans-Ulrich Allemann, Inge Druckrey, Georg Staehelin, Wolfgang Weingartなどによる寄稿も収録されています。
膨大な個人のアーカイブから編集され、ホフマンの功績を奥深く多面的に紹介した一冊です。
出版社: Verlag Niggli
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 280ページ
サイズ: 25 x 19 cm
状態: 新品
その他: 図版700点
刊行年: 2024年
ISBN: 9783721210385