ブノア・ペヴェリ【CHANEL - Fittings and Backstage】

ブノア・ペヴェリ(Benoit Peverelli 1970年 - )スイス出身の写真家。現在はフランス・パリを拠点に活動する。スイスの日刊紙のフォトジャーナリストとしてキャリアを開始。1991年に音楽雑誌「Vibrations」を共同創刊し、その後、1993年にはニューヨークに移り、ニューヨークタイムズやライフ誌、政治雑誌「Groge」などで勤務する。また、南北アメリカやアフリカ各地でミュージシャンの写真を撮影し、ブルーノートやヴァーヴなどのレコードジャケットの写真も手掛ける。
2002年にヨーロッパに戻り、フランス・パリを拠点にファッション写真を開始し、同時にポートレートやルポルタージュの撮影も続けた。2014年にドイツの出版社Steidlとともに「Balthus:The Last Studies」を共同編集した。2016年には、ミュージカル映画「Paysage Catique/ Le Cantique des Cantiques」を監督。

パリのグラン・パレやその他のエキゾチックな場所で開催されるシャネルのファッションショーの舞台裏に行くという幸運に恵まれれば、モデルやセレブレティ、アートディレクターヴィルジニー・ヴィアールの間を縫うように進みながら、一人の写真家が熱心にシャッターを切る姿を垣間見るかもしれません。
その写真家とは、ブノワ・ペヴェリです。

本書は、2010年から2019年3月に発表された最後のコレクションまでのカール・ラガーフェルドのシャネルコレクションを詳細に取り上げ、アートディレクター、ヴィアールの仕事を通して、シャネルの歴史が目覚ましく続いていることを明らかにしています。
この書籍は2018年に完売し、長い時を経て、待望の改訂版として2024年に刊行されました。
2000枚を超える写真と約20点の新しいコレクションを含み、4つの巻で構成されています。オートクチュール、プレタポルテ、クルーズ、メティエダールは、それぞれ、刺繍、ビーズ細工、ボタンなど、全て手作業で作られる数多くのアトリエのノウハウを称賛しています。
ペヴェリは、舞台裏の世界の美しさと秘密を映し出すだけでなく、ヴィアールと31 Rue Cambonにあるシャネルのスタジオのエクスクルージブなミーティングで、各モデルの衣装、アクセサリー、メイクアップ、ヘアスタイルなどが夜遅くまで、個別に調整され、翌朝のショーに向けて完璧に仕上げられていく、ショーの前のフィッティングにも目を向けています。

出版社:  Steid
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 1460ページ
サイズ:  18.5 x 14 cm
状態:   新刊
その他:  図版2130点、4巻組スリップケース入り、Foreward by karl Lagerfeld
刊行年:  2024年
ISBN:   9783958299689

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33,000円(内税)

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