ヴィルヘルム・サスナル【Paunting as Prop】

ヴィルヘルム・サスナル (Wilhelm Sasnal 1972年 - )ポーランド・タルヌフ出身の芸術家。1996年から2001年までは、主に絵画を専攻するアーティストで構成された”Ladnie Group”のメンバーの一人。自身の撮影した写真や雑誌・新聞などの切り抜きなどを再構成し、抽象画と具象画を組み合わせた絵画作品を制作する。
1992年から1994年にポーランドのCracow Polytechicにて建築を、後にクラクフのAcademy of Fine Artsで絵画を1999年まで学ぶ。卒業後は、広告会社で働きながら、絵画、小説、フィルム、写真などの制作を続ける。絵画の他、フィルムを制作。16mmを使用し絵画作品の中に見られる繊細な変動が取り入れられています。また、共産主義から民主主義へと移り変わるポーランドの変革期を体験した世代でもあり、ポーランドの歴史や歴史的事変を扱った作品もある。2006年には、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ賞を受賞。現在は、同国・クラクフを拠点に活動する。

本書は、2024年3月30日から9月1日まで、オランダ・アムステルダムのThe Stedelijk Museum Amsterdamにて開催のポーランドの芸術家ヴィルヘルム・サスナルの展覧会を機に刊行されました。本書「Painting as Prop」では、4つの新しいエッセイと、サスナルとの対談が掲載されています。彼は、そのキャリアを通じて、芸術作品、新聞記事、書籍など、一貫して既存のイメージの再解釈を提示してきました。近年の映画プロジェクト「The Assistant」では、絵画が小道具として使用されました。それらの絵画は、アーカイブ画像、ありふれたスナップショット、大衆文化、美術史からヒントを得て、2002年から2024年の間に制作されました。テキストでは、サスナルの独特な肖像画、モダニズムのインスピレーション、そして最初の長編映画の進化について紹介しています。

出版社:  Roma Publications
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 164ページ
サイズ:  24.2 x 17.8 cm
状態:   新刊
刊行年:  2024年
ISBN:   9789464460667

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