アンディ・ウォーホル【Prints - A Catalogue Raisonne 1962-1987】

アンディ・ウォーホル (Andy Warhol 1928年 - 1987年)アメリカ合衆国・ペンシルベニア州出身。同国を代表する現代芸術家、映画監督、プロデューサーであり、1960年代初頭に芸術運動ポップアートの第一人者であり世界で最も知られるアーティストの一人。
ピッツバーグで生まれ育ち、商業イラストレーターとして成功を収める。1950年代後半に行くつかのギャラリーで展覧会に参加したのち、影響力ある芸術家として認めらるようになる。1960年には、有名な『ドル札』『マリリン』『キャンベルスープ』を制作。「記号」が与える表層的なアメリカ社会を表現する。デザイン的な表現は、大衆へのアプローチ方法として、そしてイメージの記号化として有効な手段の一つであった。絵画や版画のみならず、映画や音楽の分野での活動も活発に行なった。ニューヨークのスタジオ、ザ・ファクトリーには、著名な知識人、ドラッグクイーン、劇作家、ボヘミアンストリートの人々、ハリウッドスター、裕福な常連客が集まる有名な集いの場として機能した。また、実験的なロックバンドThe Velvet Undergroundをプロデュースし、Interview Magazineを設立。故郷ピッツバーグには、アンディ・ウォーホル美術館があり、膨大なコレクションを所蔵している。

本書は、第4版の第3刷(2024年)となるアンディ・ウォーホル「Prints - A Catalogue Raisonne 1962-1987」の全面改訂・増補版です。1962年に発表された最初のユニークな作品から1987年の最後のポートフォリオまで、ウォーホルのグラフィック作品の全貌を網羅しており、コレクター、オークションハウス、図書館、キュレーター、学者、美術商とって、学術的に最も信頼できる参考資料になっています。
生涯を通じて脅威的な制作を行いその名声を不動のものとしたウォーホルは、版画の分野だけでも膨大な作品数を誇り、シルクスクリーンを美術媒体として用いたことは、版画の表現方法を永遠に変えました。今回の新版では、1700点以上の作品が図版化され、新たに肖像画が追加されました。1970年代と80年代に制作された絵画作品に関連した版画の資料や、1950年代の版画と挿絵入りの書籍(25 Cats Named Sam、One Blue Pussy)も含まれています。
Donna De Salvoよるエッセイは、ウォーホルが同時期に自費出版した書籍とポートフォリオについて論じています。版画制作の詳細な年表、完全な展覧会史、厳選された参考文献など素晴らしい一冊となっています。

出版社:  D.A.P.
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  30 x 25 cm
状態:   新品
ページ数: 400ページ
その他:  カラー図版1500点、白黒図版20点
刊行年:  第4版(2003年)の第3刷(2024年)
ISBN:   9781891024634

販売価格

16,500円(内税)

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