エドヴァルド・ムンク【Lifeblood - Edvard Munch】

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch 1863年-1944年)ノルウェー出身の芸術家。代表作「叫び」は世界的に知られる絵画の一つ。孤独・嫉妬・不安などの感情をデフォルメされた人物や強調された色彩で現した、ムンクの作風は、後に20世紀初頭のドイツ表現主義に大きな影響を与えている。
1889年フランスに留学し、ゴーギャン、ゴッホなどの画家に影響を受けた。1982年、代表作となる「叫び」を制作。当時は、写実的な絵画が多数派であったため、展覧会は保守的な協会側から中止を要求された。

本書は、展覧会「Lifeblood – Edvard Munch」を機に刊行されました。ノルウェー出身の芸術家であるムンクをX線や細菌学、抗生物質、バースコントロールなど私たちの身体の歴史とともに紹介します。彼の作品を骸骨、メス、痰の容器、そして近代医療の歴史を彩る様々な品々と並置しています。
書籍では、美術史家、医学史家、医療従事者、活動家、美術館関係者、芸術家、作家などによる多様なテキストを通して、これらを紹介し存在感を与えています。それぞれの寄稿者は、展覧会の作品や品々を出発点とし、それらを「ケア」という複雑な領域への入り口として用いています。そして、それらが描く地図は、それぞれ異なります。まさにそこが重要なのです。医療体験は決して等しくなく、一人一人の状況やアイデンティティによって形作られるのです。
寄稿者:Fatema Abdoolcarim、Patricia G. Berman、 Gemma Blackshaw、Alice Butler、Alison W. Chang、Hege Duckert、Jacalyn Duffin、Signe Endresen、Ute Kuhlemann Falck、Jan Grue、ohanna Hedva、Nora Heidorn、Aurora Hoel、Mary Hunter、Cathrine Knudsen、Cathrine Krøger、Olivia Laing、Ageliki Lefkaditou、Phil Loring、Olaug Nilssen、Kaveh Rashidi、Natasha Ruiz-Gómez、Thorvald Steen、Sara Stridsberg、Espen Stueland、ngvard Wilhelmsen

出版社:  Munch
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  32.5 x 25 cm
状態:   新品
ページ数: 340ページ
その他:  図版250点
刊行年:  2025年
ISBN:   9788284620534

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8,800円(内税)

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