フィリップ・ガストン【The Irony of History】

フィリップ・ガストン (Philip Guston 1913年 - 1980年)カナダ・モントリオール出身の芸術家。幼少期に家族と共にロサンジェルスに移住。ジャクソン・ポロック、ウェレム・デ・クーニングらと共にニューヨーク美術学校で共に学ぶ。1950年代は抽象表現の作家として注目を浴びる。1960年後半からは具象表現に移行し、1967年の展覧会では人物画による展示を行なう。以後、社会的なメッセージ性の強い作品を制作。

本書は、2025年10月14日から2026年3月1日まで、フランス・パリのThe Musee National Picasso Parisにて開催の展覧会を機に刊行されました。
ここでは、フィリップ・ロスの書籍「Our Gang (1971)」に呼応して制作された具象作品とドローイングの数々をご覧いただけます。また、ガストンの絵画に見られる風刺画的な躍動感と、1930年代後半にピカソのゲルニカ、シュルレアリスム、そしてメキシコ壁画運動に触発されたことに根ざした政治的なコミットメントも紹介されています。
フィリップ・ガストン財団と娘であるムサ・メイヤーの支援を受け、Nixon Drawingsや未公開作品を美術館に寄贈したこの展覧会では、1940年代から晩年までのガストン作品が展示されました。書籍には、約150点のガストンの作品が掲載され、そには73点のドローイングも含まれています。また、フィリップ・ロスによるテキストも収録。


出版社:  Editions Gallimard
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 224ページ
サイズ:  28 x 22 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版200点
刊行年:  2025年
ISBN:   9782073128102

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8,030円(内税)

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