アンゼルム・キーファー【Next Year in Jerusalem】

アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer 1945年 - )ドイツ・ドナウエッシンゲン出身の芸術家。同国の新表現主義を代表する現代アーティストの一人でもある。歴史的な主題と厚く盛り上げひび割れた絵具、乾燥した植物や鉛・針金などの作品で知られ、また絵画、彫刻、インスタレーションなど多様な形態を取る壮大なスケールである。歴史的主題には、古代ギリシア・ローマの歴史からインゲボルグ・バッハマンやパウル・ツェランの詩、新約聖書から神話までを隠喩が挙げられ、それらが再構築されていく。デュッセルドルフ芸術アカデミーにて、ボイスに師事し、日用品を用いた手法に影響を受ける。その後、1970年中頃から1980年に起こった現代絵画の動向であるニュー・ペインティングの画家として脚光を浴びる。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。

この書籍も、例外ではなく、ここに収められた作品にもそれを感じます。書籍サイズも普通のものより大きく、テクスチャが分かる大きな写真や展示形態、最初と最後に書かれたテキストそこから受けるものは膨大です。作品形態は、絵画、写真、彫刻です。古代ローマの歴史からインゲボルグ・バッハマンやパウル・ツェランの詩、新約聖書から文化的神話までを隠喩し、再構築します。最初のテキストは、文化史家マリーナ・ワーナーによる思慮深いもので始まり、最後のテキストは、キーファー自身による2008年の演説を英語に翻訳したものです。

出版社:  Prestel
タイプ:  ハードカバー
ページ数: 216ページ
サイズ:  35.7 x 28.6 cm
状態:   新刊

販売価格

8,000円(内税)

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