アンゼルム・キーファー【Next Year in Jerusalem】

アンゼルム・キーファー(1945年生まれ)戦後ドイツのコンテンポラリーアートを代表するアーティストです。デュッセルドルフアカデミーにて、ボイスに師事した彼は、日用品を用いた手法に影響を受けます。ドイツの歴史をテーマとした作品が多く、ドイツ史を扱う上でナチスについてはことさら切り離すことは出来ません。彼の表現には、衝撃を受けます。この書籍も、例外ではなく、ここに収められた作品にもそれを感じます。書籍サイズも普通のものより大きく、テクスチャが分かる大きな写真や展示形態、最初と最後に書かれたテキストそこから受けるものは膨大です。作品形態は、絵画、写真、彫刻です。古代ローマの歴史からインゲボルグ・バッハマンやパウル・ツェランの詩、新約聖書から文化的神話までを隠喩し、再構築します。最初のテキストは、文化史家マリーナ・ワーナーによる思慮深いもので始まり、最後のテキストは、キーファー自身による2008年の演説を英語に翻訳したものです。

出版社:  Prestel
タイプ:  ハードカバー
ページ数: 216ページ
サイズ:  35.7 x 28.6 cm
状態:   新刊

販売価格

8,000円(内税)

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