キース・ヘリング(Kieth Allen Haring 1958年 - 1990年)アメリカ合衆国・ペンシルベニア州出身の芸術家。1980年代、ニューヨークのグラフィティサブカルチャーからポップアートを生み出したアメリカを代表する芸術家の一人でもある。ストリートアートの先駆者的存在でもある。
地下鉄の黒い広告スペースにチョークで、人物や犬、その他のイラストを描き注目を集めた。認知後は、カラフルな大型の壁画を制作。また、依頼されて作品を制作した。1982年から1989年にかけて、50点以上を超えるパブリックアートを制作。それらの多くは、病院、デイケアセンター、学校などのために自主的に制作されたものである。1986年には、ポップショップを開設。
ジャン=ミシェル・バスキアやアンディ・ウォーホルらとも親交があり、彼ら同様、アメリカのポップアートを引率した。1990年2月16日にエイズにより他界。2014年には、サンフランシスコのRainbw Honor Walkの最初の受賞者となった。2019年には、ニューヨークのストーンウォール・インのThe Stonewall Natinal Monument oin New York City’s Stonewall innにあるThe Natinal LGBTQ Wall of Honorに選出されたアメリカの先駆者/英雄の一人。
本書は、オーストリア・ウィーンにて開催された展覧会時に同時刊行されたものになります。この展覧会は主に、ヘリングのノート(紙の上に描かれた作品)とビデオにて、ヘリングの作品のプロセスを辿ることをテーマに開催されました。1978年-1982年にスポットが当てられています。ヘリングの短い生涯の中で、この期間の作品も、濃くこの時代のNYを映しだしています。ノート、制作風景写真、地下鉄に描かれた作品の写真が豊富に掲載されています。
出版社: Kunsthalle Wien
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 256ページ
サイズ: 24.7 x 17.2 cm
状態: 新刊