オットー・ピーネ(Otto Piene 1928年 - 2014年)ドイツ・ヴェストファーレン出身の芸術家。1957年ドイツ・デュッセルドルフで、ハインツ・マック(Heinz Mack)と共に前衛芸術グループ「ZERO」を結成し、新しいテクノロジーによる光・音・動きを取り入れたインスタレーションやパフォーマンスを発表。後に、イヴ・クラインやルーチョ・フォンターナ、ジャン・ティンゲリー、日本の具体美術協会も活動に参加し、国際的な活動へと発展した。また、作者の意図ではコントロールできない「炎」によるペインティングでも知られています。
「LIchtballett(光のバレエ)」は、1950年代後半から60年代に制作された、機械仕掛けで動く照明装置を使用したインスタレーションで、ピーネはこの作品で高い評価を受けます。
本書は、2011年にケンブリッジのMITリスト・ヴィジュアル・芸術センターにて開催された「LIchtballett」展のカタログになります。
無数の光の粒のパターンが会場の天井や壁に投影され、うつろうインスタレーションの様子が収められています。
また、発表に際してのピーネのテキストや、インタビューも収録されています。
出版社: MIT LVAC
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 95ページ
サイズ: 25.5 x 18 cm
状態: 新刊
その他: 32点の白黒図版