ジョック・スタージェス【The Last day of Summer】

ジョック・スタージェス( Jock Sturges 1947年 - )アメリカ・ニューヨーク出身。アメリカの写真家です。Marlboro Collegeにて写真と知覚心理学を学びBFA取得、後にSan Francisco Art Instituteでも写真を学びMFAを取得しました。作品では、主にヌードの若者や家族をカリフォルニアの海外やフランスのMontalivetにあるナチュリストの海岸で撮影しています。カメラは主に8×10を使用し、白黒の柔らかな光の写真が特徴的です。ナチュラリストたちや彼らの青年期の美しい強さを繊細に捉えた作品ですが、1990年には児童ヌードが問題となり、10万点以上のネガが押収されました。児童ポルノには該当せずに不起訴になりましたが、後にこの事件は、市民の広範囲なデモ活動へと発展しました。
その後、ヨーロッパ各地び展覧会で世界的な評価を得、2004年にはアメリカ、フランス、ドイツ、日本、韓国などにて展覧会が開催されました。

本書は、1980年以降から1990年の作品を集めた書籍になります。1990年にFBIは児童ポルノ法違反として、スタージェスのスタジオにある作品たちを押収しました。この事件は、アメリカで大きくとりあげられ、民衆・アーティスト・メディアはこの事態を大きく受け止めることとなりました。無罪を獲得しましたが、この論争以前に撮られた彼の作品は再び注目を集めることとなります。約58点の彼の重要な作品が本書には納められています。

出版社:  Aperture
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 96ページ
サイズ:  29 x 24.2 cm
状態:   新刊

販売価格

4,600円(内税)

SOLD OUT
関連するオススメ書籍




新入荷!