ダイアン・アーバス【Die Kleine Monographie】
ダイアン・アーバス(Daian Arbus 1923年 - 1971年)アメリカ・ニューヨーク出身。同国を代表するの女性写真家。全ての人々を適切に正常に取り上げる重要性を強調するよう努め、ストリッパー、カーニバルパフォーマー、ヌーディスト、ドワーフ、子供、母親、カップル、高齢者、中流階級の家族などを家、路上、職場、公園など身近な環境で被写体を撮影した。主題を客観化するのではなく、友情を深め、珍しい心理的強さを作品に捉えた。 戦後、ヴォーグやハーパース・バザーなどファッション写真家として活動を始めた。1950年代後半にはコマーシャルの仕事を辞め、彼女自身のテーマで作品作りに専念する。小人・巨人・精神病院の患者など、社会的マイノリティと呼ばれる人々をドキュメントした観る者に対して強く訴えかける作品は、リー・フリードランダーらと共に『ニュー・ドキュメンタリー』の作家として注目を集める。また、フォト・エッセイを発表するなど、文章も多く残す。1967年に撮影された、一卵性双生児の少女の写真は世界中で知られている。 本書は、アーバスが自殺をした1971年の翌年、回顧展と共に1972年に初版本が刊行されベストセラーとなった書籍です。本書は、ドイツ語版のペーパーバックとなっております。1962年から1971年に撮られたポートレート写真が掲載され(1枚のみランドスケープ写真が入っています)、1970年に撮られたアーバス自身のポートレート写真が、最初に掲載されています。写真とは、こんなにも表情豊かに感情豊かに写すことができるのだと思わせてくれる一冊です。 出版社: Schirmer/Mosel タイプ: ペーパーバック 言語: ドイツ語 サイズ: 27.9 x 23.6 cm 状態: 新刊 その他: 白黒図版
4,100円(内税)
4,455円(内税)
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